2013年6月28日金曜日

(8920)東祥の株主総会へ行ってきました♪-2013年

(8920)東祥の株主総会へ行ってきました♪

地方でのスポーツクラブを主体とした事業展開の会社です。
近年は都市部でプールの無い小型化した店舗で進出を図っています。

(8920)東祥の簡易分析
分析日13/06/18
市場マザーズ
株価1348
時価230億円
PER12.75倍
PBR2.15倍
ROE14.9%
ROA5.5%
配当16円
利回り1.28%
優待

特色;『ホリデイスポーツクラブ』運営。地方重点出店から都市部に進出へ。ホテル、賃貸住宅も併営



日時:2013年6月18日(火) 10:00~
場所:「ホテルグランドティアラ」 愛知県三河安城
出席数:100名強?(ゴメンなさい、メモし忘れです)
 



写真は東祥が運営している「ホテルグランドティアラ」
とてもオシャレで雰囲気がある建物です。

社長が議事として進行、まず最初に監査役が決算内容について虚偽がない旨を報告しました。
そして報告事項の説明は、あらかじめ作ってあったナレーション(女性)にて進められました。

以下、説明内容。
・セグメント業績
・設備投資
・対処すべき課題


個別の解説です。

・セグメント業績
全体的に絶好調。


スポーツクラブ事業は新店6店舗で、売上10783百万円(+11.8%)
既存店会員数も1.6%増加。

ホテル事業は新店もあり、売上1081百万円(+8.85)

不動産事業は新設もあり、入居率も高く、売上1406百万円(+2.9%)



・設備投資
1795百万の投資で、スポーツクラブ新設・改装、ホテル新設。

・対処すべき課題
スポーツクラブは初心者を対象にしているので、7月からは新プログラムで初心者向けを訴求。

財務体質の強化として、借入金削減中(公募増資で設備資金調達)
人材確保が重要なので、新規70名採用。
教育施設としてホリデイカレッジを建設し、育成を進めている。

・今後
健康作り3事業で社会貢献に努める。
スポーツクラブは60店舗を、ホテルも今後年間2店舗を目標に拡大していきたい。

→ ホテルは数年前は増やす気が無かったはずなので、変化が見られます



さて、次からは総会の一番の注目と思われる、質疑応答内容です
(自分が役に立たないと判断したものは抜いてあります)

Q.定款変更でカラオケ事業に参入するようだが、パイ的に厳しくないか?

A.少子高齢化により、旧態のカラオケではなく健康作りの為のカラオケを狙っている。
 まだ検討試験段階である

カラオケ市場は年々小さくなっていますが、確かにシダックスや第一興商では高齢者向けの施策を次々に出しています。スポーツクラブとうまくミックスすればいけるかもしれません。

Q.社員の平均年齢(27.8歳)低く、勤続年数(3.8年)も低いが、これでは教育しても効率が悪いのでは?

A.元々建築関係で起業しスポーツクラブに業態変化したため、古参社員は退職してしまった。
 勤続年数が低いのは、ここ2年で新規採用130名の為(社員数215名)
 女性社員が寿退社してしまったのもある・・・
 しかし、スポーツクラブとしての新商品開発が必要不可欠で、プログラムも年2回変えているので若い力が必要!

社員数に対しての新規採用の割合にびっくりしました。
急拡大してるのがわかりますので、このままうまくいけば業績も一気に伸びる事でしょう。
うまくいかなかった時のダメージも大きくなりそうですが・・・

Q.5年会員だが、よく行くクラブの社員が数年で全員入れ替わってしまったがこれでよいのか?

A.部長が回答:1店舗の社員は4名で、 異動は社員の希望で行っている

この方は同時に、他と比べた施設機器(主にマッサージ機)の話しや、人手不足で掃除が遅くなったとの意見も言われていました

Q.インストラクターが減って、プログラムが偏ってきてハードになり老人には大変だ
Q.株主優待を増やして欲しい
Q.水風呂が夏はぬるく、冬は冷たすぎる

A.プログラムは全店で人気度チェックを行っており、それに応じて行っている。
 株主優待はこれ以上は増やさず、配当で還元を考えている。
 水風呂については設備チェックさせるが、厳密な温度設定は難しいかもしれない

プログラムは同じのは飽きるでしょうし、その後はハードルも上げなければ満足しない人もいるでしょうし、難しいんでしょうね。
株主優待は既に年2回有り、これ以上はこじ・・・負担が増えるので維持でいいんじゃないでしょうか。
会社が欲しいのは定期会員ですしね。

Q.配当金の受取期間が定款で3年間になっているがもっと伸ばしてほしい

Q.名古屋栄にホテル開業した意図を教えて欲しい

A.一般的に3年間になっているので変更する気は無い
 栄は繁華街であり、90%を超える稼働率を誇っている(全体では80%超)、さらに借りているので資金も低く抑えられた。
 リーマンショック前は稼働率はトヨタに連動したので、最近は宿泊特化型のシティホテルに変更して功を奏している

意味不明な質問ですが、この人は総会開始15分間ぐらい、最前列で新聞を広げて読んでいたアレな人なので仕方がない所。

Q.団塊の世代の会員であるが、自分達がやれなくなった時はどうするのか?

A.会員は年代別にバランス良くいる(高齢者は23%)
 人口の3.1%が会員と言われているが、「運動は安全な室内で」と言われるようにして、これをもっと増やしていきたい

高齢者向けを謳っていたので、もう少しバランスが偏っているかと思いましたが、きれいに分かれていたのが意外でした。
また、「運動は安全な室内で」というのも、原発やら交通事故などを連想して、なるほどと思ってしまったのですが、そんな状況になってしまうのもなんか悲しいですね・・・


Q役員の名前が小さすぎて見えない
Q買収は考えているのか?

A.来年はもっと字を大きくして見えるようにする
 M&Aは考えていない。(施設が古く、プールも大きくて高コスト)

確かに役員の名前は見え辛かったです(私は視力1.5なんですが)
あと、若い人が役員にいていいね!と思ったのですが、名前をみると沓名さん・・・
社長の息子でしょうか? 一族経営と考えると微妙な気持ちとなりました。

M&Aは無さそうなので、そういう意味での急拡大は見込めません。
しかし店舗年齢を重視していて、古い=デメリットとの考えは賛同します。
新規なら20年使えるので結果的に安いとの事でした。

あと、競争は苦手といった社長発言をみると、都市部の拡大は少しずつなんでしょうか?
それにしては結構なペースになりそうな気もしますがw


スポーツクラブ利用者の参加が目立った総会でしたが、その割には利己的な意見を言う人が少なく、品の良い方が多いと感じました。
こういった人達が利用者ならば、質の良いクラブとなって単価も維持できそうです。
PER的には割安感はありませんが、このまま成長を維持していけば、おのずと株価も上がっていくかと思います。



と、そんなこんなで総会時間は60分。
地元安城産のお米「ミルキークイーン 3kg」を頂き、帰路につきました。

このミルキークイーンは嬉しい事に低農薬栽培で、とても美味しかったです。
(冷ご飯でもモチモチしてて美味しい!)

安城は日本のデンマークと言われるほど、日本有数の農業産地。
毎年お土産は違うようですが、こういった地元貢献を兼ねたお土産は素晴らしいと思うので、来年も継続して欲しいものです。
米を砥がない人もいるので多分賛否両論あると思いますけど^^;
背広姿の2人組(従業員か同業他社の視察?)が名古屋まで一緒でしたけれど、とても重そうにしてましたし。

2013年6月23日日曜日

(3347)トラストの株主総会へ行ってきました♪-2013年

(3347)トラストの株主総会へ行ってきました♪

(7593)VTホールディングス傘下の、中古車輸出・レンタカー事業(J-net)の会社です。

(3347)トラストの簡易分析
分析日13/06/23
市場マザーズ
株価20010
時価56億円
PER11.01倍
PBR1.54倍
ROE10.4%
ROA2.7%
配当240円
利回り2.56%

特色;レンタカー事業に強み。ネット経由で海外個人向けに中古車輸出も。VTホールディングス傘下



日時:2013年6月21日(金) 10:00~
場所:「ホテル名古屋ガーデンパレス」 名古屋市中区
出席数:20名強


社長が議事として進行、まず最初に監査役が決算内容について虚偽がない旨を報告しました。
そして報告事項の説明は、今年もあらかじめ作ってあったナレーション(女性)にて進められました。

以下、説明内容。
・セグメント業績
・設備投資
・対処すべき課題


個別の解説です。

・セグメント業績
全体的には絶好調。
中古車輸出は、円安で利益向上の増収増益、アフリカ店舗+4店。
台数 7,833台 +9.4%

レンタカー事業(J-net)は出店効果もあって増収増益。
店舗数101店 +9店 車両台数10566台 +14.2%と大台突破!
レンタカー業界全体は+11.5%の47万台なので、シェアはちょっとだけ伸びた感じですね。

南アフリカのディーラーは百万未満だが黒字化!
5店舗で、新車707台+21.5%、中古車1,211台+78.9%
南アフリカ全体の新車販売は+9%なので、アウトパフォームしてます。

・設備投資
411百万の投資で、主に古い車両の入れ替え。

去年言っていた、電気自動車などへの投資はちょっとトーンダウンしていた風味でした。


・配当予想

去年は増配も、今年は据え置き予想。
ただし業績がよければ増配しそうな感じでした。



さて、次からは総会の一番の注目と思われる、質疑応答内容です
(自分が役に立たないと判断したものは抜いてあります)

Q.想定為替レートはいくらか?

A.基本、ドル建てで取引しており、90円を想定している

最近、為替変動が大きいのですが、円高となっても恐らく95円程度と考えられます。
となるとこの90円予想というのは、業績上ブレの余地がありそうですね!

その後、役員の紹介を経て総会は一通り終了。

質疑応答も少なくさくっと終わってしまったので、社長が近況について追加で報告してくれました。
 さっさと終わらせるのではなくて、こういった事をしてくれるのは嬉しいですね♪
業績に自信があるものとも思われます。

という事で内容を紹介。

中古車輸出ここ数年は円高で苦しみ、それでも利益を出そうと試行錯誤してきた。
それがこの円安でさらに花開いており、好調に推移している。

レンタカーについても、目標だった1万台を突破し、知名度も上がって既存店も安定して、FCへの問い合わせが増えてきている。

アフリカ事業は、想定よりも遅いが店舗間人材交流を実施し、着実に進んでいっている。
株主還元についても、増配や株主優待の拡充などもできたら良いと思っている。


アフリカディーラー事業がちょっと歯切れ悪かったのを除けば、期待の出来る内容だったと感じました。
さすがVTの子会社だけあって、株主目線なのも好感が持てます。
業績は素晴らしいので、このまま邁進していって欲しいものです。
株価は見直され、昨年総会時株価からは一時3倍超、今でも2倍になっており、割安感は無くなりましたが業績の伸びとともに上がっていく事に期待です。




と、そんなこんなで総会時間はさくっと35分。
フリクションボールペン2本(黒が欲しかったんです♪)・図書カード 1000円分を頂き、帰路につきました。

2012年10月22日月曜日

(2493)イーサポートリンクの投資家向けセミナーへ行ってきました♪-2012年

(2493)イーサポートリンクの投資家向けセミナーへ行ってきました。

まずは業績などの情報です。

分析日12/10/25
市場JASDAQ
株価122,400円
時価53.8億円
PER12.31倍
PBR2.38倍
ROE31.1%
ROA17.3%
配当0円
利回り0%
優待年2回

業態:生鮮青果業界向け商品流通管理(MD)システムをASP方式で販売。子会社で農業支援事業


【説明会詳細】

受付で資料とお土産(お茶とエコバック)を貰い、入り口に行くとリンゴジュースを配ってました。
5月の株主優待として配っているものと同じだそうで、ストレート果汁で無香料なのでしょう。
控えめですが確かな甘さで美味しかったです。

会場内は既に一杯で200人程度(300人だったかもしれません)
平日昼間の開催なので、高齢者の方ばかりでした…

説明会は社長のプレゼンにて進められました。
イーサポートリンクの事業は、トーカン出身の社長(なので名古屋で説明会を開いてくれたのかな?)が生鮮食品の流通の不便さに気付いて始めたそうです。
事業内容は、勝手に牛のトレーサビりティの生鮮食品版だろうと思っていましたが、話を聞いていくとちょっと違います。
もちろんトレーサビりティなのですが、もっと総括的な内容となっています。

例えば、末端であるスーパーは果物の販売計画を立てているのですが、それが市場、そして農家に伝わる事はありません。
それをシステムを通して共有したり、実際の当日の納品量が分かったりするシステムとの事です。
農家も市場も計画を立てて出荷できる訳ですね。

 ※ 牛のトレーサビりティも実はそうなのかもしれませんが。

上記のシステムを利用する事により、流通のムリムダムラがなくなり、全体コストが安くなります。
その為、大手を中心に導入が進んでいます。
まずイオングループに導入され、今ではバナナ大手のドール、スミフル(両社合わせて日本シェア58%)やキウイ大手のゼスプリも利用しているとの事。
これだけの実績があると、他社への導入も進んでいきそうな感じです。

このシステムの収益体制ですが、従量課金となるので、問い合わせ毎にチャリンチャリンと入ってきます。
となると天候が悪かったりして流通が滞ると、問い合わせも多くなって収益が上がるのでしょうか?
また、業務代行サービスもやっており、こちらも1取引での従量課金です。


業績ですが、売上は不安定ですが利益は年々稼げるようになっています。
(数年前の大赤字はイオン全店に導入した際の先行費用や減損だそうです。)
今期も好調で上方修正済み。

来期以降も、7月にシステムのバージョンアップ(再構築)により、web対応して小口にも利用しやすくし、新規顧客層を開拓して成長予定との事です。
三菱食品にも使ってもらえそうだとか。
そして生鮮食品に留まらず、次にまず卵市場を狙っていると野心をあらわにされていました。
卵を温度管理していないのは先進国で日本だけで、今後再編が起きるだろうとの事です。

個人的には市場の再編(大規模寡占化)は進むと思いますが、温度管理は疑問ですね。
今の状態でも生で食べられるほど、日本の卵は新鮮で清潔なのですから。
ただ、数年前にあった賞味期限の偽造や、サルモネラ菌による大規模な食中毒が起きたりしたら、改革機運も高まるのでしょうが。
逆にそういったニュースが出たら、イーサポートに注目すると面白いかもしれません。

そして現株価については、機械的に「まだ満足はしていない」と言われてしまいました。
直接質問をぶつけてみようと思ったのに残念!
配当は累計損失を一掃したら考えるそうです。


【質疑応答】

約30分と、結構時間を多めに取っていてくれました。

Q.単価の変更サイクルは?
  対象商品価格の下落により、単価の値下げ圧力はあるか?

 

A.基本1年単位で、価格は決定する。
 従って、商品単価下落は直接は影響を受けない。


期中での変更は無いので、従量課金とはいえある程度安定してそうです。

また、各機能(3500ある)毎に単価を決めているとの事。

Q.競合はあるか?
 

A.無し。
 あるとすれば仲卸のオペレーションが近い。


競合がいてくれた方が、逆に弊社のシステムの良さが際立つはず!と強気でした。

Q.配当開始時期と、上場後の株価推移についてどう思っているか?
 

A.配当はまずは累損を一掃してから。
 一掃は2014年11月を予定。


累損は10億円なので、再来年予定という事は業績予想は四季報予想並みっぽいです。
でも配当は出す気無さそうなニュアンスだったのが残念。
上場から右肩下がりだった株価推移については、あまり触れていなかったですね…


Q.TPPが導入された時の影響は?
 

A.弊社には直接関係ないが、個人的意見では産業化が進んで活性化する部門もあると思う。

肉や砂糖は大きくダメージを受けるが、農業の労働力の麺ではプラスであろうとも言われていました。
産業化が進んで効率化が進むという点においては、私もプラス効果だとは思います。

Q.6次化について
 

A.弊社も農家とともに実証試験中。

これからは必須だと思うので、どんどん進めて下さい。

Q.天災時のシステムリスク
 

A.システムは3ヶ所に分散済み。

業務代行サービスについても九州と北海道で、復旧まで対応できる体制を作ったそうで、大丈夫そうな雰囲気でした。


Q.株主構成に銀行が無いが大丈夫か?
 

A.銀行からの出資は断った。
 基本的に取引先に株主になってもらっている。


といっても、メインバンクは各メガバンクだそうですので、大丈夫そうです。
そもそも手元資金多いですしね。


Q.農協との関係は大丈夫か?
 

A.問題なし。
 システムを間接的に使ってもらっている部分もある。


この事業はともすれば中抜きになるので、農協との関係は重要です。
共存共栄できているようなので安心です。



【総括】

(失礼ながら)思っていたよりも良い企業で、独占企業でありながら成長性も高そうです。
株主優待も手厚く、リンゴジュースとリンゴの年2回となっています。

リスクとしては、今はイオングループへの売上も大きいのでシステムを変更されたら大打撃って所ですね。
大株主でもないので、どこかで内製化されないとも限りません。
ちなみに一位株主の「フレッシュMDホールディングス」は、ドール関係で、2位も同じくドールと商社の関係会社です。

あとそのシステムのバージョンアップが来年7月に控えていますが、システム刷新には延期やらトラブルが付き物です。
大きく費用が超過する事もありえますので、これがうまくいくのを確認してから投資の方が安全かもしれません。

また、株価は決して割安ではなく、むしろPER的には高い部類であり、株主優待ありきでの株価水準とも考えられます。
無配というのも×な点でもありますので、今すぐ投資というよりも数年先を見据えて、投資対象としてゆっくり監視する銘柄かと思います。
農業支援など、今後の日本にとっても重要な事業にも期待です。