2012年10月22日月曜日

(2493)イーサポートリンクの投資家向けセミナーへ行ってきました♪-2012年

(2493)イーサポートリンクの投資家向けセミナーへ行ってきました。

まずは業績などの情報です。

分析日12/10/25
市場JASDAQ
株価122,400円
時価53.8億円
PER12.31倍
PBR2.38倍
ROE31.1%
ROA17.3%
配当0円
利回り0%
優待年2回

業態:生鮮青果業界向け商品流通管理(MD)システムをASP方式で販売。子会社で農業支援事業


【説明会詳細】

受付で資料とお土産(お茶とエコバック)を貰い、入り口に行くとリンゴジュースを配ってました。
5月の株主優待として配っているものと同じだそうで、ストレート果汁で無香料なのでしょう。
控えめですが確かな甘さで美味しかったです。

会場内は既に一杯で200人程度(300人だったかもしれません)
平日昼間の開催なので、高齢者の方ばかりでした…

説明会は社長のプレゼンにて進められました。
イーサポートリンクの事業は、トーカン出身の社長(なので名古屋で説明会を開いてくれたのかな?)が生鮮食品の流通の不便さに気付いて始めたそうです。
事業内容は、勝手に牛のトレーサビりティの生鮮食品版だろうと思っていましたが、話を聞いていくとちょっと違います。
もちろんトレーサビりティなのですが、もっと総括的な内容となっています。

例えば、末端であるスーパーは果物の販売計画を立てているのですが、それが市場、そして農家に伝わる事はありません。
それをシステムを通して共有したり、実際の当日の納品量が分かったりするシステムとの事です。
農家も市場も計画を立てて出荷できる訳ですね。

 ※ 牛のトレーサビりティも実はそうなのかもしれませんが。

上記のシステムを利用する事により、流通のムリムダムラがなくなり、全体コストが安くなります。
その為、大手を中心に導入が進んでいます。
まずイオングループに導入され、今ではバナナ大手のドール、スミフル(両社合わせて日本シェア58%)やキウイ大手のゼスプリも利用しているとの事。
これだけの実績があると、他社への導入も進んでいきそうな感じです。

このシステムの収益体制ですが、従量課金となるので、問い合わせ毎にチャリンチャリンと入ってきます。
となると天候が悪かったりして流通が滞ると、問い合わせも多くなって収益が上がるのでしょうか?
また、業務代行サービスもやっており、こちらも1取引での従量課金です。


業績ですが、売上は不安定ですが利益は年々稼げるようになっています。
(数年前の大赤字はイオン全店に導入した際の先行費用や減損だそうです。)
今期も好調で上方修正済み。

来期以降も、7月にシステムのバージョンアップ(再構築)により、web対応して小口にも利用しやすくし、新規顧客層を開拓して成長予定との事です。
三菱食品にも使ってもらえそうだとか。
そして生鮮食品に留まらず、次にまず卵市場を狙っていると野心をあらわにされていました。
卵を温度管理していないのは先進国で日本だけで、今後再編が起きるだろうとの事です。

個人的には市場の再編(大規模寡占化)は進むと思いますが、温度管理は疑問ですね。
今の状態でも生で食べられるほど、日本の卵は新鮮で清潔なのですから。
ただ、数年前にあった賞味期限の偽造や、サルモネラ菌による大規模な食中毒が起きたりしたら、改革機運も高まるのでしょうが。
逆にそういったニュースが出たら、イーサポートに注目すると面白いかもしれません。

そして現株価については、機械的に「まだ満足はしていない」と言われてしまいました。
直接質問をぶつけてみようと思ったのに残念!
配当は累計損失を一掃したら考えるそうです。


【質疑応答】

約30分と、結構時間を多めに取っていてくれました。

Q.単価の変更サイクルは?
  対象商品価格の下落により、単価の値下げ圧力はあるか?

 

A.基本1年単位で、価格は決定する。
 従って、商品単価下落は直接は影響を受けない。


期中での変更は無いので、従量課金とはいえある程度安定してそうです。

また、各機能(3500ある)毎に単価を決めているとの事。

Q.競合はあるか?
 

A.無し。
 あるとすれば仲卸のオペレーションが近い。


競合がいてくれた方が、逆に弊社のシステムの良さが際立つはず!と強気でした。

Q.配当開始時期と、上場後の株価推移についてどう思っているか?
 

A.配当はまずは累損を一掃してから。
 一掃は2014年11月を予定。


累損は10億円なので、再来年予定という事は業績予想は四季報予想並みっぽいです。
でも配当は出す気無さそうなニュアンスだったのが残念。
上場から右肩下がりだった株価推移については、あまり触れていなかったですね…


Q.TPPが導入された時の影響は?
 

A.弊社には直接関係ないが、個人的意見では産業化が進んで活性化する部門もあると思う。

肉や砂糖は大きくダメージを受けるが、農業の労働力の麺ではプラスであろうとも言われていました。
産業化が進んで効率化が進むという点においては、私もプラス効果だとは思います。

Q.6次化について
 

A.弊社も農家とともに実証試験中。

これからは必須だと思うので、どんどん進めて下さい。

Q.天災時のシステムリスク
 

A.システムは3ヶ所に分散済み。

業務代行サービスについても九州と北海道で、復旧まで対応できる体制を作ったそうで、大丈夫そうな雰囲気でした。


Q.株主構成に銀行が無いが大丈夫か?
 

A.銀行からの出資は断った。
 基本的に取引先に株主になってもらっている。


といっても、メインバンクは各メガバンクだそうですので、大丈夫そうです。
そもそも手元資金多いですしね。


Q.農協との関係は大丈夫か?
 

A.問題なし。
 システムを間接的に使ってもらっている部分もある。


この事業はともすれば中抜きになるので、農協との関係は重要です。
共存共栄できているようなので安心です。



【総括】

(失礼ながら)思っていたよりも良い企業で、独占企業でありながら成長性も高そうです。
株主優待も手厚く、リンゴジュースとリンゴの年2回となっています。

リスクとしては、今はイオングループへの売上も大きいのでシステムを変更されたら大打撃って所ですね。
大株主でもないので、どこかで内製化されないとも限りません。
ちなみに一位株主の「フレッシュMDホールディングス」は、ドール関係で、2位も同じくドールと商社の関係会社です。

あとそのシステムのバージョンアップが来年7月に控えていますが、システム刷新には延期やらトラブルが付き物です。
大きく費用が超過する事もありえますので、これがうまくいくのを確認してから投資の方が安全かもしれません。

また、株価は決して割安ではなく、むしろPER的には高い部類であり、株主優待ありきでの株価水準とも考えられます。
無配というのも×な点でもありますので、今すぐ投資というよりも数年先を見据えて、投資対象としてゆっくり監視する銘柄かと思います。
農業支援など、今後の日本にとっても重要な事業にも期待です。

2012年6月26日火曜日

(7593)VTホールディングスの株主総会へ行ってきました♪-2012年

(7593)VTホールディングスの株主総会へ行ってきました♪

傘下に(3347)トラストを持つ、中部圏地盤のディーラーです。

日時:2012年6月
場所:「栄ガスビル 501会議室」 名古屋市栄
出席数:40名強

便利な場所になったので、参加者はもっと多いかと思っていましたが、総会集中日という事や知名度的にはまだまだという事でしょうか。
資料の説明はあらかじめ作ってあった録音(女性)で進められました。


株価:729円
PER:6.23倍
利回り:3.56%





以下、説明内容。
・セグメント業績

総会後に業績説明会を行い、そちらがメインだったので、詳細はのちほど。

個別の解説です。

・セグメント業績
新車販売は全体的に伸びる。
中古車販売は円高の影響もあって前年度比マイナス。
収益基盤のサービス部門は堅調と、全体的には好調。

売却して特益になった環境関連は、今年からは連結対象ではなくなる。
ただ売却先の株式の一部を取得している。



さて、次からはタイトルに惹かれて当ブログを見に来た方の一番の興味と思われる、質疑応答内容です
(自分が役に立たないと判断したものは抜いてあります)

2名の方から質問がありました。

Q.過去に提携した双日との関係は?

A.提携解消はしていないが、実際の業務は行っていない。
ただ、案件の提示はちょくちょくある。
良い案件があるなら乗りますぐらいのスタンスみたいです。

Q.買収したイギリスの会社への社員の派遣は?
A.1人出向しており、近々さらに1人増やす予定。
6月から黒字化の予定。


なんと早くも黒字化予定!
ここで重要なのが、VTモデルが海外でも通用するという事なんじゃないでしょうか。


Q.会社自己株の売却を行ったが目的は?

A.社員のストックオプションに当てた。
ストックオプションの転換で、いつのまにか株式数を増やされてて嫌な思いをする企業が多い中、ありがたい事だと思います。


Q.環境部門を売却したが、同じく本業と関係ないアーキッシュも売却するのか?
A.社員の雇用の問題もあるので売らないが、大きくするつもりもない。
それに出店時の工事は、アーキッシュにも請け負ってもらっている。
会社の持続が企業の義務ではあるので、大赤字じゃなければいいとは思います。

外注するのもお金がかかりますので。

Q.3年後の姿を教えて欲しい

A.この後の説明会を聞いて欲しい。
(余談)最近は補助金で盛り上がっているが、需要の山と谷ができるだけなので不要と思っている。
確かに前回はともかく、今回の補助金は新規需要の喚起にはなっていない気がしますし。
ただ、この発言の裏にある、補助金無しでも売れるという社長の自信が印象に残りました!
Q.複数社の車を売っているが、戦略的に矛盾していないか?

A.基本的に出店先は競合しないようにしているので大丈夫。
本当はトヨタも売りたいのだけれど・・・。
そもそも車に関していえば、メーカーが違えば買う人も変わってくるので、そんなに競合しないと思いますし。
あと、やはりトヨタ様に関与するのは厳しいんですね。

Q.独立系であるが故の不利はないか?

A.仕入れ値の差はない(ただ、数を買ってもディスカウントも無い)
出るクイは打たれるという事で、周りから文句を言われるぐらい
メーカー系との仕入れに差がないのにびっくりしました。
ただディスカウントがないのは、規模が大きい
VTにとっては残念です。

Q.海外ブランドの数は増やさないのか?
A.地域限定販売などの制限が結構あるのであまり増やすつもりはない。自分が車に興味がないのでアレなんですが、円高でも値下げせずに売れている海外ブランドは美味しそうではあるのですが、国内ブランドでも十分利益出していますしね。



議案はもちろんすんなりと全部可決で、そのまま事業戦略説明会に移りました。

【M&A結果】
ADRは日産系列から依頼を受け買収。
既に4月 2000万、5月1億の利益。
CCRは6月に黒字化予定であり、三菱商事傘下だったので会計内容がしっかりしており、隠れ負債とかがなくて安心。
この2社で売上200億・経常利益5億を予定しているが上ブレしそう。

海外でもVTモデルが通用するという事が実証され、これからがさらに楽しみになってきました。
ただ隠れ負債とかを考えると、ただ買収すれば良いってものではないという事なので、じっくりと攻めていってもらえば良いですね。

【株主優待】イギリス以外はどこでも使えます。
イギリスに行った時は個別に相談して下さい(笑)

という事で、どうしてもイギリスで使いたい場合は直談判でw

【数値関連】
既存店は105%予定。
経常利益率は8%目標。
配当性向20%以上(堅守)

配当性向は元々20%だったけれど毎期の業績上方修正で20%以下になっていました。
しかし今期は20%を堅守するそうなので、上方修正時に増配するって事ですね。
上方修正の常連なので楽しみです。

【その他】
借入金はここ数年で減らしたが、残りも一気にやれば数年で返せるけれど、成長が無くなるのでやらない。
株価はだいぶ上がったが、まだ安いと思っている。

M&A無しでは成長できない業界と公言しているので、妥当だと思います。
株価は現状は(上方修正抜きで)妥当なラインだと思いますが、スライドに出てた業績予想のグラフを見たら考えが変わりました。
具体的な数値は出していなかったものの、グラフでは3年後に売上2000億 経常利益120億あたりを指していましたから。
3年で現在の2倍になるのであれば、現状の株価なんてバーゲンセール以外の何者でもないですからね。
目先に一喜一憂せずに、長期保有が勝ちかもしれません。

と、そんなこんなで総会時間は60分。
最後にクオカード 1000円分を配って頂き、帰路につきした。



2012年6月25日月曜日

(3347)トラストの株主総会へ行ってきました♪-2012年

2012年6月の(3347)トラストの株主総会へ行ってきました。
※ 読み辛い点はご容赦下さいm(_ _)m

VTホールディングス傘下の、中古車輸出・レンタカー事業(J-net)の会社です。

株価:9,350円
PER:6.8倍
利回り:2.13%


日時:2012年6月
場所:「ホテル名古屋ガーデンパレス」 名古屋市中区
出席数:20名強



資料の説明はあらかじめ作ってあった録音(女性)で進められました。

以下、説明内容。
・セグメント業績
・設備投資
・関東進出

個別の解説です。

・セグメント業績
中古車輸出は、円高などもあって減収減益。
レンタカーは出店効果もあって増収増益。
南アフリカのディーラーは2月から黒字化。

・設備投資
電気自動車の急速な普及が見込めるので、こちらへの投資も進めていく。
 → まだ早いと思うんですけどね。

・関東進出
レンタカーも1万台目標(現在9200台)で、関東へも直営進出する。

・業績予想
今期は四季報予想どおり。
(というか四季報がそのまま載せてるだけっぽい)
しかし来期と最終年度は大きく増益の計画!
鵜呑みにできないけど、もし達成できたなら営業利益60億と、前期の1.5倍以上になるので期待しちゃいますよ?



さて、次からはタイトルに惹かれて当ブログを見に来た方の一番の興味と思われる、質疑応答内容です
(自分が役に立たないと判断したものは抜いてあります)

・なしえーと、質問は無しでした^^;

それもアレなんで、総会が終わった後に社長にちょっとだけ聞いてみました。
VTが買収したイギリスのディーラーからの仕入れで、為替リスク低減するとあったけれど?

 → イギリスから直接輸出する事になるので、円を介さずに取引でき、円高の影響を受けなくなる
という事です。


株価が低迷していて申し訳ないという言葉もチラっと話されていましたが、ここ数年の業績の伸びを続けてくれれば株価も見直されるとは思います。
(ただでさえ地味なのに、さらに今は他が安すぎるのでまだ先の話でしょうが。)
・・・というか、2005年は10万円超えてたんですね。
それを見ると低迷も低迷ってな所なので、VTが完全TOBしてしまうってのも有りなんじゃないかと。
うまくやれば5億円強で出来そうではありますし。

と、そんなこんなで総会時間はさくっと30分。
シャープペン・ボールペン・図書カード 1000円分を頂き、帰路につきました。

2012年6月22日金曜日

(9058)トランコムの株主総会へ行ってきました♪-2012年

2012年度の(9058)トランコムの株主総会へ行ってきました。


日時:2012年6月
場所: 「マザック アートプラザ」 本社のある名古屋市東区
出席者:200名弱 
株価:1,666円

総会後に事業中期経営計画も開催。

以下、説明内容。
・セグメント別事業
・定款の一部変更
・中期経営計画
・200億円投資計画(3年)
・3PL TOP3を目指す
・業績予想

個別の解説です。
・セグメント別事業
スライドで流しているものと同じ資料を配ってくれる為、理解しやすかったです。
主力の「物流情報サービス」(空車の配車)は順調。
「ロジスティクスマネジメント」は新規拠点のイニシャルコストにより、減益。
今期はフル寄与するので改善か。
「貨物運送」は燃料価格の高止まりで減益。
「IT・アウトソーシング」は微増益。

・定款の一部変更
「生産請負業」の追加。
これにより、生産 →倉庫 →配送まで一括受注する事が出来るので、ワンストップ3PLの実現ができる。
物流業界で生産請負業をやっているのはトランコムだけだとか。
既にユニチャーム・パナソニックなど大手業と行っているのが心強いです。
特にユニチャームは日本でも数少ない、長期で成長可能な世界的企業なので、ともに成長していける魅力が!

・200億円投資計画(3年)
M&Aやら設備と拠点の増強などに投資予定。
キャッシュフローと手持ち現金8億円という事を考えると、年70億円弱の投資は借入金でしょうか?
3PL業者の中でも良い方だった財務が悪化の可能性大。
これは大きく飛躍してもらわなければ困りますね。

・3PLのtop3を目指す
大きく出たと思いましたが、実態は知名度でTOP3という意味合いらしいです。
確かに現在の売上ベースでは14位なので、規模でのTOP3は無理ですよね^^;
それでも毎年着実に順位は上げているので立派です。

・業績予想
今期は四季報予想どおり。
(というか四季報がそのまま載せてるだけっぽいです)
しかし来期と中期経営計画最終年度は大きく増益の計画!
鵜呑みにできないですが、もし達成できたなら営業利益60億と、前期の1.5倍以上になるので期待しちゃいますよ?

・増配
四季報どおりの計画ではあるけれど、年50円に増配で連続増配記録更新予定。
配当性向は20%程度と変わらずだけど、優待もあるので納得しておきますかー。
 →優待は廃止となりました!

さて、次からはタイトルに惹かれて当ブログを見に来た方の一番の興味と思われる、質疑応答内容です (自分が役に立たないと判断したものは抜いてあります)

Q.物流情報サービスのシェアはどれぐらいか? 
市場が流動的でもあるので、具体的な%ははっきりと答えかねるが、大手同業種内の数字比較では圧倒している。
主力サービスでシェアNo1だと言っているので、どれぐらいか気になっていたのに微妙な答え。
シェアも拡大しているのかも聞いたけれど、それは忘れさられたっぽい感じでした。
ただ話を総合すると拡大して順調に伸びてるって所でしょうか。

Q.東証1部への上場は? 
以前より環境は整った。 ただいつ上場するかは言えない。 株を長く持って頂ければ・・・
前よりは上場する気はあるみたいだけど、急いでする気もないよう。
鞍替えしたらしたでファンドの売買で上げ下げしてしまう事も多いので、別に鞍替えしなくても今はいいです。

Q.シェールガスなどによる革命的な事で、近い将来燃料費が一気に下がる可能性があるが、業績への影響は? 
そこまで急に変わるとは思えないが、燃料費が下がったら下がったで値下げ圧力が強くなる。 短期で急激な上げ下げするのが一番吸収できないので困る。
燃料費増で減益ならば、燃料費減で増益という甘い考えではいかないのが、市場原理という事ですね。


その他、持ち株会で若手社員の財産形成などをしっかりしてあげて、などの意見などが出てました。
あとは平日なので、出席者はやはり高齢者ばかりでしたが、若めの女性もいて珍しいなと思いましたが、両親と一緒に来ていたようでした。
トランコムでは今まで食事懇談会をやっていたので、それ目当てだったのかもしれません・・・
出席者の多くはこういったお土産目当ての人も多いようですが、経費はかかるし醜い争いも少なくないらしいので、豪華な土産や食事は無しで良いかと思います。
といいつつお土産の図書券 1000円分とお茶を頂き、質問には不完全燃焼な点もありましたがそこそこ満足な株主総会でした。

2012年3月29日木曜日

(3091)ブロンコビリーの株主総会へ行ってきました♪-2012年3月

2011年度のブロンコビリーの株主総会へ行ってきました。
※ 読み辛い点はご容赦下さいm(_ _)m

日時:2012年3月
場所: メルバルクNAGOYA

2010年度の株主総会レポート 会場は毎年同じ「メルバルクNAGOYA」 基本は議長である社長のお話で進行。
 相変わらずつたなくはあるも、熱意はすごい感じられました。
とココまではテンプレw

説明内容も昨年のレポートと同じ部分が多いので、重複部は省いて気になった部分を書いていきます。

以下、説明内容

・火事のお詫び
・業績は好調で、今期も関東中心に新規出店は進める
・新店は2F建てでの出店も行う
・一部のランチメニュー値下げにより客数は5%程度の伸び
・新メニューの1kg厚切りステーキ紹介
・従業員へのフィロソフィー手帳の配布

以下、個別の内容
・火事のお詫び
調理場換気扇からの出火で、3重の防火シャッターのうち1つが閉まらなかったとか。
同じ構造の所も何点かあるので、至急で調査中。
費用は保険である程度カバーできるので、業績への影響は軽微。
ちなみに該当店はついでなので前倒しで改装するらしいです。

・業績は好調で、今期も関東中心に新規出店は進める
新店は10店予定。
前期は震災もあって計画を下回った為、今期は計画達成して欲しい所です。
ココの出店余地は大きいので、まだまだ成長が見込めます。

・新店は2F建てでの出店も行う
1Fは駐車場にするので、やはり今までどおりロードマップ沿いなんでしょう。
2F建てにより今までより狭い土地への出店が可能に。
あと居抜きだけではなく、自前で建てる事もやるそうです。
(上記2点は出店が慎重なこの会社にとっては結構重要な点。)

・一部のランチメニュー値下げにより客数は5%程度の伸び
ここは月次を発表していないので、客数の情報が出たのは貴重です。
多分ランチタイムだけの話でしょうが、四季報予想からするとちょっと物足りない数字です。
(値下げしたランチは多少利益率も悪化しますし。)
新店がフル寄与する事を期待します。

・新メニューの1kg厚切りステーキ紹介
複数人での分け合いを想定。
分厚すぎて普通にやったら焼けずブロンコビリーならではなので、他競合店との差別化の意味もあるとか。
見た目のインパクトがあるので、このメニューが数出るようになれば、焼いている所を見れるように改装した意味合いも出てくるってもんです。
あと、技術力に関連する部分として、他社では出来ない部位をステーキ化しているとの事。
これも高利益率に繋がっているのでしょうね。

・従業員へのフィロソフィー手帳の配布
フィロソフィー手帳とは何ぞや?という人が多いと思いますが、企業理念などを書いたものです。 これを読み合わせする事によって、理念の共有を図るとか。
こういうのは無駄と思う人がいると思いますが、これが意外にバカにできないのです。
別に信者になる必要はありませんが、読み合わせする事によりそれなりに意識されますので、帰属意識の希薄なアルバイトにも有効なのです。
あとは業績が上がった店へ他店から視察も行っており、横の連携もきちっと行っているようです。